トンボになった時の喜び〜初めてのヤゴの飼育〜
学校からヤゴ捕りの案内が。
プールを清掃する前に、その中にいるヤゴ達を生徒達で救出、飼育するというもの。
一年生は家で飼育とのことで、去年娘は3匹のヤゴをお持ち帰り。
はっきり言って虫は嫌いですが、やるしかありません。
共食い(!)するそうなので、飼育用ケースを3個用意。
女の子ママなのに、こんなものを買う日が来るなんて!!
マニュアルに従い、ペットショップで水草や砂利、そして肝心の餌を手に入れました。
冷凍の「アカムシ」がありましたが、虫を冷蔵庫に入れるのは絶対嫌!
勇気を出して、生きている「イトミミズ」を購入。
もう…これがキツかった。
イトミミズ達は球状にからみあってウネウネ。
まるでファイナルファンタジーのモルボル状態。
しかし、案外とアッサリ慣れるもんです!
すぐにへっちゃらに。
ヤゴのアゴ先を狙ってイトミミズを投下。
アゴをグワッと出して捕食してくれると「やった!」と思えるほどに。
ヤゴ以上にイトミミズのお世話が大変。
すぐに水が汚れて弱ってきます。
汲み置きした水で毎日入れ替え。
一週間程しか生きられないらしいので、ご近所ヤゴズにもお裾分けしに行ったりして。
水槽には必ず、ヤゴが水から上がってくる為の支柱(割り箸でオッケー)を!
結局、毎日世話をしてたのは私。
娘も主人も一度も餌をあげてなかったような?
ある日、一匹のヤゴが支柱に抜け殻だけ残しトンボになって飛び立っていました。
なんだか感動〜。
なんの挨拶も無く行ってしまったね…。
気分はすっかりヤゴのお母さん。
結局3匹目の羽化で、初めてトンボになった姿を見られました。
あの小さなヤゴの体の中に、どうやってトンボの長い胴体が納まっていたのか謎。
やってみると意外と楽しいものですね。
育て上げたという達成感と感動があります。
飼育ママズとも「羽化したよ」と喜びのメールが飛び交っていたし。
まるで出産報告。
水草に卵が付いていたのか、水槽の中に小さな魚や貝も生まれていてビックリ!!
不思議な小宇宙でした。
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