ラ・メゾン・デュ・ショコラ 美味しすぎて悲しくなった

美味しいものを食べて悲しくなった経験ってありますか?
私は「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」に出会った時、そんな気持ちに。


強烈なインパクトがありました。
出会ったのは90年代前半、卒業旅行で訪れたパリ。
まだ日本ではあまり知られておらず、なんとなく行ってみたブティック。
お店のショーケースに、それはそれは綺麗に並べられたショコラ達。
なんて素敵なお店なんだろうと胸が踊ったのを覚えています。
温かいチョコレートドリンクとボンボンショコラをお味見させていただくと……
こんなに美味しいチョコレート食べた事無い!!


かなり高額でしたが、奮発してお土産に詰め合わせを購入。
綺麗な箱に丁寧に詰められたボンボンショコラ。
帰国後、一粒一粒大切に味わっていただいたものです。
あぁ、なんて美味しいんだろうと思う反面、無性に悲しい気持ちが大きくなってきました。


当時、ブティックはパリとNYにしかありませんでした。
こんなに美味しいのに、もう二度と食べられないかもしれない…!
絶望感にも似た気持ちで最後の一粒を食した覚えが。
その後、東京にブティックが出来た時は日本人に生まれて本当に良かったと思いました(笑)
先日3店舗目もオープンしましたね。


いよいよバレンタインが近づいてきました。
ゴディバ」や「ピエールマルコリーニ」は安定した人気ですが、ベルギーの外側のチョコしっかり系より
フランスのコーティング薄い系の方が好み。
「ミッシェル・ショーダン」もお気に入りです。
美味しいチョコレートって、のどをすんなり通り抜けて行く感覚があります。
イガイガ来ないって言うのかな。


ここ2〜3年、パパへのバレンタインは娘の手作りチョコレート。
今年は久しぶりに「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」を買うぞー!と、横浜高島屋へ行ってきましたが…
予約販売しかしておらず、既に受け付け終了してました。
ゴンチャロフで実演販売されていたアニマルショコラがとっても可愛かったです。


メサージュドローズもとっても綺麗でした。
女性に贈ると喜ばれそうですね。
我が家は今年も手作りだな。

〔ミッシェル・ショーダン〕チョコレートアソート

〔ミッシェル・ショーダン〕チョコレートアソート